• 本情報は2024年6月7日、8日に公開いたしましたオープンハウス説明会時のものとなります。

目次

等々力緑地について

これまでの等々力緑地について

等々力緑地は、緑と水のうるおいの空間を有し、良好な都市環境を形成するための重要な役割を担うとともに、多数の運動施設、市民の憩いの場など多面的な機能を有する市民に親しまれている総合公園です。

再編整備事業について

一方、施設の老朽化や防災対策の充実、社会環境の変化への対応など、新たな課題が顕在化していました。
このため、令和4年2月に等々力緑地再編整備実施計画を改定し、令和5年4月からPFI法に基づく事業手法を活用し再編整備と管理運営を一体の事業とした等々力緑地再編整備・運営等事業を開始しました。
現在、再編整備に関して、整備内容等の基本設計を進めています。

Todoroki Growing Link
ー自然、地域、人がつながり、
成長し続ける等々力緑地ー

100年後に豊かな水・緑を
レガシーとして残す、
自然と共生する公園へ

「ふるさとの森」、「21世紀の森」、「四季園」、「釣池」の周辺など、まとまった緑や水辺空間を保全するとともに、地域の植生、生物多様性に配慮した良好な緑地環境、四季折々の風景を創出します。

まちに開かれた誰もが
心地よく過ごせる、
地域とつながる公園へ

敷地内のパブリックスペースをつなぐメイン動線となる骨格「アクティビティループ」は公園内の広場や施設をつなぐ本緑地の回遊性を高める新たなシンボルとなります。ループ沿いに様々なシーンやアクティビティが連続的に立ち現れることで、公園の多様な魅力がつながり、利用者の利便性・選択性を向上させる機能を果たします。

等々力の歴史・文化・
自然資源を生かした、
多様性のある公園へ

憩い、運動、スポーツ、学び、交流、自己表現、市民活動、働くといった多様なニーズに応えるため彩り豊かな活動の場を仕組みと合わせてデザインし、持続可能な公園づくりを推進します。

35,000人の観客を収容するサッカー(球技)専用スタジアム化にふさわしい、良好な観戦環境と競技者がベストなパフォーマンスを発揮できる競技環境の提供、観客と競技者の一体感を生み出すスタンド構成により、感動や熱狂を喚起する「魅せる」スタジアムとします。

人々の賑わいと親しみを醸成する

公園に



開かれたスタジアム

これまで親しまれてきた公園に開かれたメインスタンドの考え方を継承し、メインスタンドとの接続部分では芝生広場や園路と連携した開かれたゲートを計画し、公園とつながるデッキや屋上庭園、日常時から利用できる施設を設け、常に賑わいが溢れ、地域のシンボルとなる「親しまれる」スタジアムとします。

クラブ、地域、人々の誇りを
共に育むスタジアム

観戦・競技環境の向上、川崎らしさや魅力の発信、日常時からの様々な利用により、「クラブ、地域、人々」が未来に向かって成長・発展することを促し、共に誇りを「育む」スタジアムとします。

歴史をつなぐ
連層」のアリーナ

時代や環境に合わせて成長してきた等々力緑地の新しいアリーナにふさわしい、層状に積み重なった意匠と建築設計とします。

賑わいをつなぐ
連奏」のアリーナ

(新)とどろきアリーナ、スポーツセンター、プールを一体的に計画します。活動が内外に広がることで緑地全体に賑わいの連鎖を創出します。

憩いをつなぐ
連想」のアリーナ

利用者や地域の「〇〇したい!」という、多様なニーズと活動をサポートすることができるアリーナを計画します。

スイッチアリーナ

市民利用と興行利用の両立を実現する類のないアリーナです。
様々な使われ方に応じてスイッチすることのできるフレキシブルな空間として計画しています。

公園に「あてはめる」
陸上競技場

典型的な陸上競技場を公園に「あてはめる」のではなく、公園の中央に位置する施設として、既存地形や園路を活かした構成とすることで、周辺と調和した陸上競技場とします。

利用者の「する」を
支える陸上競技場

ランニングステーション及びランニングコースを施設内に複合させることで、専門的な陸上競技にとどまらず、人々の日常的な運動や憩いなど、多種多様な活動を支える陸上競技場とします。

利用者の「みる」を
支える陸上競技場

可能な限りフィールドに寄ったすり鉢状の観客席構成により、臨場感あふれる観戦体験を提供する陸上競技場とします。また、園路やランニングコースとしてコンコースを計画することで、スポーツの練習風景を四周から眺めることができる計画とします。

多様な公園時間を提供する
自由提案施設

“既存ニーズと社会変化を考慮した
公園時間の提供・

柔軟な発想を取り入れた
新たな公園時間の提案”

既存公園利用者の快適性や利便性の向上に資する施設を導入し、緑地内他施設との相乗効果を生み、さらなる魅力向上を図るとともに、近年の働き方や消費意識の変化なども踏まえ、多様な利用者ニーズを反映した自由提案施設(店舗等)を導入し、本緑地の公園時間の質 = “Quality of Park Life”をアップデートします。

“広場・緑地との
一体的整備と
人々が集うコンテンツによる
魅力的な公園”

公園の広場・緑地と分散配置の自由提案施設による一体的な空間づくりを目指します。また施設には、公園をより楽しむコンテンツを、敷地特性に合わせたゾーン毎に配し、賑わいと魅力ある公園を創出します。